|
Notes
|
少しずつ形と大きさの異なる建物が、お互いを気にかけながら、群れをなしています。
![]() 「福島発・地域と共に生きるデザイン」にて、二等として選出されました。 福島で起こっていることや、高齢化社会など、これからの地域社会の問題に真正面から取り組みました。そして建築をつくる者として、これに建築空間をとおして応えようと考えました。 提案対象地である福島県須賀川市は、原発からも離れていて、人々の生活は日常を取り戻しているようにも見えました。しかし主要産業の一つである農業の将来像や、若者や子供たちの未来には、まだまだ見えにくい部分があることは否めません。あるいはもしかしたら、この地域の人たちは日本の最先端を生きているのかもしれません。 そう考えると、もはや地域デザインには<まちおこし>ではなく、<サバイバル>のための考え方やデザインが求められているのではないか?そんなふうにも思えます。 明後日で震災と原発事故から1年と2ヶ月目です。 何かが変わりましたか?私たちは何を大切にしていくべきなのでしょうか? そこに、形や空間、建築をつくりだすことで向き合ったコンペでした。 プロジェクトの詳細は、こちらからとうぞ。 追記: このコンペの審査員の一人である上野千鶴子先生にお会いしお話できたことも、とても心に残った大切な出来事でした。 私たちのホームページへ お問い合わせはお気軽に、こちらからどうぞ
こんなにたくさんのつくしを見たのは随分久しぶりのような気がします。
![]() 福島の須賀川に行って来ました。東北道を北上するごとに春が戻ってくるような、横須賀ではもう葉桜ですが、須賀川ではこの前の週末が桜祭り最終日とか、少し不思議な感じです。 「食べ物も徹底的に管理されたものしか流通していないので、他所よりもずっと安心できるんですよ。」とは、お世話になった旅館の女将さんの言葉です。素材そのものを生かした、丁寧で心遣いのある食事をいただくことができました。 しかし、 何も変わっていない、いや、すべて変わってしまった。 二つの相反する認識や考えや問いが、同時に、そして常に、そこに存在している。 それが率直な印象でしょうか。 そんななか、自分たち自身で、新しいそして最先端の未来の福島をここから作っていくんだ、という強い決意を、女将さんの言葉の向こうに感じました。 派手なことはできないけれど、誠実な目線から、この人たちをずっと応援していきたいと思った、春の小旅行でした。 私たちのホームページへ お問い合わせはお気軽に、こちらからどうぞ
無数の木々が、同時に一体の存在として、そこにある姿に繊細さと力強さを感じます。
![]() 本当にいろいろな色の緑があることに驚かされます。山桜もあるのでしょうか、それぞれに暖かな春の陽を浴びて気持良さそうです。 震災・大津波・原発事故から1年と1ヶ月が経ちました。あれからどのように社会は変わってきているのでしょうか。最近いろいろなものごとが見えにくくなってきているような・・・。何事もなかったように以前の姿に戻るのが一番怖いのではないだろうか、そんなふうに思っています。 4月も2週目、新社会人になった皆さんは、そして卒業生の皆さんは、元気でがんばっているかな?と思いを巡らす春の一日です。 私たちのホームページへ お問い合わせはお気軽に、こちらからどうぞ
今年もたくさんの薄紫の花が咲き始めました。
![]() 春です。我が家の庭先でも、若々しい生命力たちが活動を活発化しているようです。 瑞々しい緑の葉っぱを見ていると元気が出てきますね。 あれ? 良く見ると草取りも必要なようです。休日は庭掃除かな? 3月後半は、福島で行われているあるコンペのために提案をつくりました。これについては、また機会を見つけて報告したいと思います。 私たちのホームページへ お問い合わせはお気軽に、こちらからどうぞ
ゆっくりとした時の流れに、小さな家具が寄り添っているようです。
![]() 以前私たちがスケルトンリフォームを行った府中市S邸に、小さな机と本棚を納品しました。 部屋の一角、一間程のスペースにすっぽり納まる大きさです。若々しさと穏やかさが同居したムクのとど松3層パネルでつくりました。元々この家にあった、年季の入ったウィンザースタイルの椅子が良く似合います。 老齢の女性が、静かに読み物をしたり、音楽を聞いたりするための、小さくて親密な場所ができました。 私たちのホームページへ お問い合わせはお気軽に、こちらからどうぞ
寄せては返す穏やかな波が、そこにはありました。
![]() 3月も半ば、まだまだ肌寒い日が続きますが、それでも少しずつ春の光を感じることが多くなってきました。 昨年の大震災発生から1年が経ちました。いろいろなメディアをとおして、東北地方の皆さんの現在の様子や、解決していかねばならないたくさんの課題などが伝えられてきます。 福島での原発事故の影響は、ここ横須賀でもがれき焼却灰の受け入れ問題として、私たちの眼前に現れています。しかしそれ以前に原子力空母の母港であることや、核燃料棒を作っている工場が駅のすぐそばにあることなどについては、どう捉えるべきなのでしょうか。 私たちの生き方が深く問われていることを再認識させられた一年だったと感じています。そしてこの問いはこれからもずっと続くのだし、そうあらねばならないとも考えています。 皆さんはどうお過ごしですか? 私たちのホームページへ お問い合わせはお気軽に、こちらからどうぞ
この真剣なまなざしは、今、何を捉えようとしているのだろう。
![]() 写真は、小形祐美子の修士論文を学生たちが興味津々に聞いているところです。テーマは「都市風景を構成する『間』について」というものですが、改めて聞いても新鮮さは変わらず。普遍的で強いコンセプトだと実感しました。若い皆さんはどう感じたでしょうか。 私たちのホームページへ お問い合わせはお気軽に、こちらからどうぞ
東山の向こうから昇る朝日が、白く雪化粧をした古都に新しい一日の始まりを告げています。
![]() 京都工芸繊維大学で行われたピーター・ソルターの講演会に行ってきました。 翌日はピーターの短期集中ワークショップの講評会をギャラリーとして聞いてきました。 ピーターはAAスクールで教えた後、UEL(University of East London)で教え、その後現職とのこと。当日集まったAAでの学生は、小形と星野正太郎さんの二人でしたが、UELでの教え子さんたちが大勢来ていて、さながらファミリーパーティーのようでした。 ちなみに、小形がピーターの下で行ったプロジェクト、 Archive on PO Delta は、今でも自分の原点の一つだと思っています。 アレンジメントはさぞご苦労されたと思います。millsの井上さん鍵谷さん、ありがとうございました。また通訳を担当された毛利さんも的確で良かった。ピーターは、建築の教育を通して人間を育てたんだな、と感銘を受けました。 レクチャーやワークショップはとても興味深いものでした。この件は、またの機会に報告します。ともかく、自分自身のこれまでと、これからを考えるよい機会になったと思います。 素敵な雪の降る京都での二日間でした。 私たちのホームページへ お問い合わせはお気軽に、こちらからどうぞ
学ぶこととは、見つけ出していくこと。そのきっかけを与えてくれた先生が来日します。
![]() 私がロンドンのAAスクールに留学していた時の先生であるピーター・ソルター(Peter Salter)が来日し、レクチャーを行うそうです。 詳細はこちらから そんなお知らせを大阪在住の井上さん・鍵谷さん(MILLS ARCHITECTS STUDIO)からもらいました。同じ先生に師事したということで、つながりを持てるというのはうれしいことです。現在ソルター自身は、英国はウェールズのカーディフ大学で教鞭をとっているようです。 形は違えど、彼に学んだことは、今でも身体的な感覚の奥底で私自身を支えていると思っています。また現在私も大学で学生さんたちと接しているわけですが、教えること・学ぶこと・見つけ出していくこと、というスタンスは、ソルターに強く影響を受けた部分だと思っています。 冬の京都も魅力的だし、ぜひ行きたいですね。 私たちのホームページへ お問い合わせはお気軽に、こちらからどうぞ
まるでそこから風の声が聞こえてくるような、そんな不思議な感覚を覚えます。
![]() 大学で4年生の卒業研究を担当させてもらっていますが、むしろ教えられることのほうが多いかも知れません。そして時に学生本人の意思を超えて、とても興味深いものが現れます。それも予期せぬタイミングで突然に。 天井にぼんやりとその下の様子が映りこんでいます。あたかもそこに別の空間が広がっているかのようです。そして天井に開けられた孔からの光が、それを切り抜き、外部と内部を、現実と想像とを一瞬のうちに繋ぎ、そこに見えていなかった何かを表出する。タルコススキーの映像を見ているような、そんな気にさせる学生のプロジェクトのワンシーンです。 これが本人の意思によるものか、それとも偶然に生まれたものかはわかりません。しかし、もしこの感覚を大切にしたいと学生自身が考えるのであれば、じっくりとその表現を探求すべきなのではないでしょうか。学生がなすべきことってなんだろう?と考えると、これも大切なことのような気がします。 いずれにしろ、はっとさせられる空間の質がそこに宿っていることは確か。これを自分で見出し、次の段階へ発展させていくことができれば、素晴らしいことだと思います。 私たちのホームページへ お問い合わせはお気軽に、こちらからどうぞ
| ||||