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真鍮のくすんだ光は私たちをどこへ導くのか。
決して長くはない期間でのワークショップだったとは思いますが、密度の濃い思索や手を使って試行錯誤しながら進めていった設計プロセスが良くわかる素晴らしい本だと思います。 Peter SALTER / The Walmer Road / Date: 7/3/2012 lecture at the AA school 2012年2月17日に京都工芸繊維大学で行なわれたものとほぼ同じ構成のようですが、AAスクールでのレクチャーほうが最近の日付ですね。 紹介されているプロジェクトはロンドンのノッティングヒルに建設中の建物についてです。ジュリア・ロバーツ主演「ノッティングヒルの恋人」でも有名ですが、京都でのレクチャーの際にもそれでジョークが交わされていました。 詳しい内容は、リンクページにある概要の通りなのですが、柔らかで繊細な建築的現象とそれを生じさせる力強く包括力のある建物(いつか誰かが毛深いといったことも・・・、それも当っているような・・・・)、そしてどこか両義的なニュアンスが漂う、まるで本人そのものを聴いているような、そんなレクチャーだと思います。 少し長めの記録ですが、お時間があるときにどうぞ。 写真は一年前の京都でのレクチャーで。 寝室にある真鍮の枠を持つ時計の例を挙げながら、光と室内の雰囲気について説明をしているところでしょうか。
by prospect-news
| 2013-02-27 12:09
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