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信念としての建築を正面から語る建築家がそこに在りました。
スティーブン・ホールがコロンビア大学で今年の4月に行ったレクチャー「Time Light」の記録ビデオが公開されています。 レクチャーで取り上げられているキーワードとしては、<時間 光/レベウス・ウッズ/建築の断片/ドローイング/抵抗/測定不可能なもの/光と影>でしょうか。 1970年代後半から始まった彼のキャリアのスタートから中国での最新作まで、約35年間にわたる彼自身の<信念としての建築>がそこでは語られています。アンビルトとしての建築、ドローイング、建築の断片(あるいは建築のかけら?)、そして実際に建った建築を通して、彼自身が考える建築とは何かということを静かにそして熱く説いている姿にはとても勇気付けられます。 つくづくアメリカ的というか、あたかも荒野でいかに自己を支え信ずるものが必要かといったことを、その語りの背後に感じました。A・シザやP・ズンドーそしてV・オルジャティなど欧州の風土や、L・バラガンのようにメキシコの風景と共にある建築家とは大きく異なる背景の下で建築を考えていることが良くわかります。 約50分の内容です。お時間があればぜひどうぞ。 私たちのホームページへ お問い合わせはお気軽に、こちらからどうぞ
by prospect-news
| 2013-05-03 10:26
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