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ゆったりと包み込んでくれるような波の音に、心が穏やかに解きほぐされていきます。
先日は大学で担当する学生達による小さな報告会がありました。 来年の1月に向かって卒業研究を進めるにあたり、どのようなヴィジョンを持っているかを聞くことができました。 テーマから方法そして表現までを自ら決めることができる、もしかしたら最後の機会になるかもしれません。それ故に彼らにとって切実な問題意識や希望が浮かびあがってきていて、とても興味深くまた心を揺さぶられました。 3ヵ月後には、すべてやりきったという自信に満ちた気持へ到達できるよう、案内役としてしっかり付き合っていかなくてはと、改めて認識する機会になりました。 しかし緊張していてばかりでは気持は持ちません。 時には、張り詰めた気持が静かに開放され広がっていく、波打ち際の音に耳を浸す、そんな時間も持ってほしいと思います。
by prospect-news
| 2013-10-13 09:54
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