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どこにもなさそうで、それでもきっとそこにあるはずの、そんな詩情が浮かび上がる。
SOAKという北アイルランド出身のシンガー・ソングライターを最近知った。 詳しくはわからないけれど、目の前のことや自身が感じたことを淡々と受けとめ、それが美しいメロディーや時折ひずむギターの音と共に、どこか遠くへ、あるいは風景の中に溶け込んでいく・・・そんな感じだろうか。 とても魅力的である。 SOAK - Oh Brother (Solo Session) 折りしも英国では、EU離脱か残留かという国民投票が行なわれ、難しい判断が下される。そしてそれに向けた終盤ではまるでスパイ小説かミステリードラマのような事件が起る。 SOAKの歌とサウンドは、簡単には答を出せない状況や、あるいはそこに巻き込まれざるを得ない自身というものを、そこに立ち続けながらも、それを豊かに描き出すことによって、その矛盾や不条理ややるせなさ、そのなかにあるかもしれない詩情を浮かび上がらせる、そんなふうに感じています。 皆さんはどのように感じますか。
by prospect-news
| 2016-06-23 16:20
| 音楽
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