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今そこにない時間や空間や場所について想像してみること、その難しさについて。 (上写真は朝日新聞DIGITALからキャプチャー) 先日夕刊を広げたら、なんだか素敵な写真が掲載されていました。 光が流れる中をブタやウマや動物たちが駆けています。その表情もリアルです。記事を読むと練馬のとしまえんの回転木馬とのこと。 以下2017年8月4日付朝日新聞夕刊の記事から。 110歳の回転木馬の豚=東京都練馬区のとしまえん、相場郁朗撮影 我が家のパートナーに話すと、夏の夜に乗ったことありますよ、二人で!・・・。 写真をどこかの奥のほうから出してきました。91/08/14の日付があります。 26年前の夏の出来事です。 昨日は広島原爆の日でした。 72年前の夏の出来事です。 その後、都市や人々は廃墟から新しい社会を築き今につなげている、その時の流れと密度にあらためて驚きます。と同時に、そのような時間や空間そして場所をどのようにして共有してきたのか、それについても考えさせられます。 そこに居合わせなかったことについて、追体験したり、想像したりすること。これができることって、当たり前のように思えますが、本当は難しいことなのかもしれません。 そして過ぎ去ったことだけではなく、この先におこること、おこるかもしれないことについて想像するのは、なお一層難しいことなのかもしれません。 今ここにないもの、今ここで見えていないこと、自分が当事者でないこと・・・。 そんなことに思いを巡らせた、2017年8月6日の夏の日でした。
by prospect-news
| 2017-08-07 09:14
| 随想
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