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海の感触をゆっくり確かに楽しむことができること。 近くの海辺まで歩きます。
若い人たちがバーベキューをしていたり、犬を連れた夫婦が散歩をしていたり、小さな子供をつれた親子がいたりと、さまざまな人たちがいます。 それぞれに自分の時間を大切にしながら、それでも、お互い同時にそこにいることができる、海の家みたいなものはないけれど、心穏やか静かな海辺です。 波打ち際で少しだけ海に入ってみます。 砂や小石のざくざくした感じ、すこし生ぬるい波の行き来を足が確かめます。 ここ数日は8月15日に向かってということで、めずらしくTV番組をみています。 戦後長崎の浦上天主堂再建の物語、浦上天主堂すぐ近くに落ちた原子爆弾と浦上地区の人々の物語にはいろいろ考えさせられました。 池上彰が番組で扱った「特攻」では、戦中の日本人の心を慮ります。この番組の中で話が出た人間機雷「伏龍」は、上の写真の海岸からすぐのところが訓練場だったとか。訓練中に亡くなった方も大勢いると聞いています。 今ここから当時のことをみて考えることは容易いですが、果たしてその渦中にいたならば・・・。そう考えると、今この海に足をつけてその感触を楽しむことができること、この意味をポジティブに受け止めていきたい。 そんなことを思う、しっとりした雨の朝です。
by prospect-news
| 2017-08-14 11:09
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