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焼杉の外壁には手仕事の味わいがあり、フラットウォールという名の工業製品は均質な壁面をつくる、それらが融合するでもなく、対立しあうわけでもなく、同時にそこにあるということ、そんな様子こそが私たちらしい設計なのかもしれません。 さて、横須賀 追浜の家の現場レポートは最終回です。 足場もはずされ、外壁まわりの一部残っていた部分を仕上げているところから。 一階ポーチまわりは焼杉で張りあげます。焼杉は共栄木材さんのクロ塗装。近くで見ると焼杉はなかなか迫力があって生々しい。時間がたつにつれてどんなふうにその表情が変化してゆくのか楽しみです。その他の外壁はニチハのフラットウォール。こちらはその名の通り工業製品のつるっとした表情をしています。 この二つの外壁がつくるコントラストは印象的なものになりそうです。 外壁の出隅は直角にならない部分が何か所かあるため、金属製役物によって仕上げました。いくつかの材料が取り合う細かな部分もありましたが、現場監督さんの丁寧な指示によって、すっきりうまくいったようです。 全体はおよそ出来上がりました。 あとはポーチや玄関の床を仕上げ、外構工事を待つばかりです。 確認申請機関による完了検査も受け、このところの新型コロナウィルスの影響もありましたが、無事完了済み証が発行されました。
by prospect-news
| 2020-04-24 22:25
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